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スリービルボードのネタバレや結末は?犯人が誰か気になる!

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第90回アカデミー賞主演女優賞と助演男優賞を獲得した『スリー・ビルボード』

もし私がアカデミー賞に投票する立場だったら、同じように『スリー・ビルボード』に入れます!10回分投票する!

淡々と進んでいくように見せて、すごくスリリングで…。字幕で見てから吹き替えでも見直してしまいました。もう2回見たのに、すぐまた見たくなりそうです。

娘を殺された母親が犯人を捕まえられない警察に苛立ち、立てた看板が田舎町に波紋を呼んで…?

この記事では、娘を殺した犯人と映画の結末について思いっきりネタバレします!ネタバレ知りたくない、犯人を知りたくない!という方は気をつけてくださいね。

いやー本人も結末も、私は全然当てられませんでしたね。先が読めない『スリー・ビルボード』の結末について考察&解説しちゃいます!

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考察の前に先に書きます。犯人が誰か

ネタバレしますよ…

 

ズバリ犯人は…

 

わかりません!つかまりません!

 

え?と思われた方、私も同じ気持ちでした。そして結末は…主人公とディクソンが「事件と無関係だが悪人には違いない男」を殺すか、殺さないか?というところで終わるんです。

あとは視聴者の想像にお任せ、で終わります。このラストについて考察してみます。

『スリー・ビルボード』の意味やあらすじは?

ビルボードとは看板広告のことを指します。主人公ミルドレッドは娘をレイプされた上に焼き殺されてしまい、警察を急かしたいと考えた主人公は3枚の看板にこんなメッセージを書くんです。

1枚目「娘はレイプされて焼き殺された」
2枚目「いまだに犯人が捕まらない」
3枚目「どうして、ウィロビー署長?」

と警察署長を名指しにします。この3枚の看板というのがミソです。

映画のポスターには3人の人間が写っていますよね。3枚の看板が、3人の人生を大きく揺り動かしていくのです。

壊れてゆく犯罪被害者の遺族

映画の中で犯人がちゃんと捕まるかどうかってすごく気になりますよね。…しかし犯人が捕まったとして、それで本当に心は楽になるんでしょうか。

犯人が罰を受け刑務所に入ったとしても、娘はもう生き帰りません。そう思うと、ミルドレッドたちの着地点ってどこなんだろうって思うんです。

憎しみから逃れるためにはどうしたらいいのか…?

被害者の遺族がどれほど辛い思いをするか、どれほど壊れるか、というやるせなさがすごく苦しかったです。

短気で差別的な警官ディクソン。彼が犯人を見つける?

サムロックウェル演じるディクソンはダメダメな警官。ミルドレッドとも険悪。何者かに看板を燃やされたミルドレッドは警官の仕業だと思い込み、復讐を企みます。

誰もいない警察署に放火するのです。でも実はそこにはディクソンがいたのです…!ディクソンは大火傷を負いますが、命は助かります。

退院後酒場で酒を飲んでいたところ、後ろの席の男が友人に向かい物騒な話をしていました。

「女性をレイプしてやった」と話していたのです。

状況がミルドレッドの娘のときと酷似している…!

ディクソンはその男に怪しまれボコボコにされながらもDNAをゲット!

これでついに犯人が誰かわかるのか?ついに犯人を見つけたのか、というところで味わうハラハラはハンパじゃないです。

憎み合う主人公とディクソンは犯人が見つかったというところでどこか許し合うようにも見えるのでした。

しかし…!

次項に続く

ついに犯人は見つかったのか?

ディクソンが死ぬ思いで手に入れた犯人のDNA…。それなのに、そいつは犯人じゃなかったのです。娘が殺された時国内にいなかったというアリバイが明らかになります。

このシーンを見た時の私は、呆然として、血圧が下がったかのような気分でした。顔色も青ざめていたでしょうね。

主人公とディクソンもまた同じ状態でした。2人はあることを決めます。

「あいつは娘を殺したやつではないが、誰かをレイプしたのは確実だ。一緒に殺しに行こう」

必殺仕置人状態になる2人。一緒に主人公の車に乗り、銃を持ってアイダホまで向かうのです。

無関係の男を本当に殺すのかどうか…?視聴者の想像にお任せします、というところでジエンド。

えー!

ここで終わるの!?

このあとの2人がどうなるか予想してみる

2人は本当に男を殺すのでしょうか。私はおそらく殺さないと思います。なぜなら2人はアイダホまでの道中で許し合うんじゃないかなと思えたから。

旅のはじめに、主人公がディクソンに言うんですよ。警察署に放火したのは私だ、と。次のディクソンのセリフがかっこいいんですよね。

「あんた以外に誰がいる」

このセリフを聞いた時、ディクソンは主人公を許したんだなと思ったんです。主人公がウィロビー署長を追い詰めたことも全部。

私は、主人公が本当に許せなかったのは犯人じゃなく自分自身だったと思うのです。「娘を守れなかった」と。

でもディクソンが主人公に許しを与えた。それがきっかけで、主人公は自分を許せるようになるのではないか。

アイダホまでのドライブ中に、「男を見つけても犯人が捕まっても本当の平和は訪れないのだ」と、気付くんじゃないかな。

「娘が死んだのは自分のせいだ」と自分を責める気持ちがなくならない限り、絶望から逃れることはできないと思うんです。

主人公とディクソンはアイダホの手前で引き返し、日常に戻っていくでしょう。

…そう思いたい。

ディクソンが主人公を許せたのはなぜか

それはずばり、ディクソンも人に許されたからだと思います。

看板広告屋の青年を八つ当たりでボコボコにし、2階から落とすディクソン。その後放火で全身やけどを負ったディクソンは病院で彼と同室に…。

ディクソンを見て青年はマジ切れするものの…。包帯ぐるぐる巻きで飲食できない彼のために、青年はオレンジジュースにストローを入れて渡すのです。

あのストローが、ディクソンの生き方を変えたんじゃないかな。因果はめぐる。

まとめ

真犯人は見つからないまま…。2人が人殺しになってしまうかどうかも明らかにされないまま終わるこの映画。

私の考察は、「どうか主人公に平穏が訪れるように」と祈るような自分の願望から来ているところも大きいです。

登場人物はみんなぶっ飛んでいるのに感情移入されさせられると言う素晴らしい映画です。是非見てみてくださいね。

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